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ウォーキング・デッドのドラマは3種類

■「ウォーキング・デッド」ユニバースと呼ばれるのはこの3作品。
ウォーキング・デッドにはスピンオフを含めた3種類のドラマがあり時系列が異なります。
- The Walking Dead(以下 TWD)
- Fear the Walking Dead(以下 FTWD)
- The Walking Dead: World Beyond(以下 TWD:WB)
TWD:WBの視聴方法
■Amazonプライム・ビデオ オリジナル作品で独占放送となっておりプライム会員のみの視聴が可能です。
今回感想を書くTWD:WBですが2020/11/16時点で第7話まで放送されています。毎週更新されるので目が離せませんよ。
TWD:WBの舞台・設定

■舞台はゾンビ出現から10年後のお話で小さなキャンパス・コロニーで育ったアイリスとホープ姉妹の父親捜しから始まります。
第一話〈勇敢〉ではTWDでリックを乗せたヘリコプターを所持する共同体が出てきます。妹のホープは父親に研究の協力させているこの共同体に対して不信感がありかなり反抗的な態度をみせます。一方姉のアイリスは優等生キャラで、壇上でスピーチなどを行うコロニーの若者代表的な存在。
ある日メッセージで父親の環境・状況が良くない事を知り助けに行く事を決断した姉妹は友人のサイラスやエルトンと4人で父親がいる1800キロも離れたニューヨークへ向けて出発します。
■4人がコロニーを抜け出した事に気付いたフェリックスとハックが後を追いかけます。
そしてなぜか市民共同体軍はコロニーで市民を虐殺するシーンが出てくるのです。一体何が起きたのでしょうか?
6人はコロニーで起こった虐殺を知らないまま旅を続けることに、、、
こちらの世界ではゾンビの事をエンプティと呼んでいます。
視聴で気を付ける事
共同体が出てくる

https://undeadwalking.com/files/2018/08/the-walking-dead-season-9-jadis-mcintosh-1200×7071.jpg
■虐殺を行った共同体はこのヘリコプターと同じマークが付いています。TWDでリックが元ゴミ山集団の女リーダー『ジェイディス』に助けられるシーンを知っていますか?あの共同体のヘリコプターなんです!
なので
TWDのシーズン9を最後まで見ていない人はまだ見ない方が良いです。
FTWDでも飛行機墜落と核施設のくだりで同じ共同体のヘリコプターが出てきます。。謎は謎のままにしておく方が良いですね。
なので
FTWDもシーズン5まで見終わってから見てください!
今後共同体にTWDとFTWDに出演したキャラクターが出てくる可能性があるので先にTWD:WBを見てしまうと何のオチも驚きも無い話になってしまうからです。
例えるなら
ドラクエ3の後にドラクエ1をするようなもの。
(僕が正にやっちまった張本人なのです。『なんか新しいマップ出てきたな』程度でした。)
なんとなくリックっぽい

■コロニーから抜け出した4人を探すフェリックスとハックの2人はどことなくリックとダリルに似ています。
フェリックスの演技がもうリックにしか見えなくて、、ディレクターからの指示でもあったのかな?と疑ってしまう程演技を似せている気がします。真面目な性格でメンバーの率いていくことに熱心な所も似ているのではないでしょうか?
一方ハックは女性版ダリルに感じてしまいます。やさぐれ感といいますか、、
演技もそうですがリックとダリルとの関係性にも似てますし、エンプティがうろつく夜に1人で偵察(ダリルっぽい)に出たままグループとはぐれたり、なかなか勇敢です。数々の修羅場や試練をこなしてきている事はドラマの中でも触れられています。
無謀な移動距離
■4人で父親がいるニューヨークに向けてコロニーを抜け出すのですが、あまりにも無謀な距離です。
距離にして1452マイル。2336kmですよ!歩き続けて474時間。
1日8時間歩くとして60日です。あくまで直線距離で迂回やトラブル無しでの計算ですから超非現実的だなぁと。(オッサンの考え)
外の世界にご飯と水があると考えているのならなかなか脳内お花畑です。
■この非現実的な設定は彼ら4人がまだ子どもで外の世界を知らず無謀な挑戦という事が分かってない事の証明であり、大人からすれば『そんな事出来る訳が無い』となるのですが僕は嫌いではありません。
例えるならば、、、
『給料少ないのにフルローンで買ったバイクが納車の日に廃車』
みたいなもんですよ。それくらい若者は無謀なんです。大人になったらそんなことまずありませんから😅
武器がしょぼい
■一番気になったのは姉のアイリスの武器がとんがった化石の付いた棒なのです。
こんな武器で戦えるか?
が第一印象。狭い屋内では振り回せないしエンプティーの頭を貫くのも簡単では無いでしょう、、、
因みにこの化石は博物館勤めのエルトンのお父さんが持っていたもので幼いエルトンがカバンに入れて博物館を出るシーンで確認できます。
ホラー要素が多い
■他のTWDとの違いは古典的なホラーどっきり要素が多く、びっくりさせられることが多いです。基本的にエンプティーの恐怖感は他のシリーズより薄目の味付けなのでこの部分で補っている感じがします。
最後に
■感想としては個人個人のバックグラウンドや設定がきっちり表現されているので『ホラーを題材とした人としての成長・繋がり、大人になる過程、失敗と経験、を描いていくドラマ』だと思います。
突っ込みどころは沢山ありますがあくまでもスピンオフとして気軽に見ればいいと思いますね。
このドラマの伏線となっている共同体に関わっていた人たちが出てくるのか?それともお預けなのか?
馬の鼻先に人参をぶら下げた様な気分ですがシーズン2の終わりまでの全20話を期待して見ていく予定です!