■我が家では地下茎で増えたドクダミが春を過ぎると旺盛に伸び、花をつけます。駆除するのも良いですが刈ったドクダミをお茶や化粧水に有効利用できるので今回は化粧水を作ってみました。
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ドクダミ化粧水の作り方
■伸びに伸びまくったドクダミの畑?です。適当に割った石を置いていただけですがドクダミに支配されてしまいました。この強さと独特の香りに期待が高まります。
ドクダミの収穫
■シンクの洗い桶にたっぷり一杯分を花ごと刈ってしまいます。ぎゅうぎゅうに詰めて1リットルの瓶に満タンになる位の量ですね。
瓶に詰める
■洗ったドクダミは足元の硬い茎などをトリミングしています。早く使いたいのでカットして細かくしてから瓶に入れてます。しばらく使う予定の無い瓶へはそのまま入れました。瓶はダイソーなどの100均で300円程だったと思います。
お酒と瓶詰
■ホワイトリカーなどでも良いのですが僕は普段飲んでいる黒糖焼酎で作ってみました。30度から40度のお酒がお勧の様ですが僕は髭剃り後などで使うとヒリヒリする可能性があるので25度のお酒にしています。この辺りはお好みで調整してみて下さい。
「島のナポレオン」と「でいご」です。どちらもさらっとしていますし安価です。香りは「でいご」が良いですね。
出来上がったドクダミチンキ
■漬け込んでから3週間以上を待ってドクダミチンキが出来ました。すくうとうっすら茶色になっています。ドクダミの香りがしてとても良い感じ!
ドクダミチンキの割材
■ドラッグストアで グリセリン 精製水 100均でスプレーボトルを準備しました。薄め方は以下の通りです。
- ドクダミチンキ(濾したもの):10ml(小さじ2)
- グリセリン:10ml(小さじ2)
- 精製水:170ml
使ってみた感想
■風呂上がりなど顔に直接スプレーして豪快に使っています。(おじさんですから)腕や首などにも沢山使ってますね。
さっぱりしてて気持ち良いのです。じゃぶじゃぶ使うのですがグリセリンは500mlを小分けして50本作れますし精製水は100円程ですしコスパがとても良いわけです。
※使い心地でチンキの割り方などは調整すると良いと思います。保湿が欲しい場合はグリセリンを多めに、ヒリヒリ感が残る場合はチンキを少し減らしてみるなどなどなど。オリーブオイルを少量入れる方法もあったりします。
ドクダミの育て方
■地下茎で増える植物は駆除が難しいのでプランターで育てることがお勧め。間引くのが苦では無い人やグランドカバーで使いたい人には無用ですが。
ドクダミの育て方・栽培方法|植物図鑑|みんなの趣味の園芸(NHK出版)
まとめ
■瓶とリカーがあれば有り余る位の量が作れてしまうドクダミ化粧水。遠慮せずに使う事が出来るのが利点ですよね。採取できるところがあればの話になりますけども。
ドクダミ茶でもできる様ですが殺菌の効果は薄いみたい。。
一年分のドクダミチンキがあれば後は2週間ほどで使いきれる量を作るだけ。コスパも良いですしお勧めですよ!
ではまた!