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便利過ぎてはまるアプリが登場
■Googleにいつのまにか実装されていたGoogle Lens(グーグルレンズ)ですがどのような物か試してみました。
冒頭にはこのように書かれていて使う前から期待してしまいますね。
まったく新しい方法で、身の回りにあるものを調べることができます。
Google レンズ
レンズアプリを使ってみる
■アプリはPlayストアからインストールできます。
■Google(アプリ)からは→部分いにLensのマークが出ています。
★どちらを使用しても同じ画面が立ち上がりますのでお好みの方を使えば良いと思います。Googleアプリを入れてあればGoogleレンズ単体のインストールはあまり意味が無いように感じました。
Google レンズの機能一覧
■アプリを立ち上げるとスライドメニューには左から
翻訳、文字、検索、宿題、ショッピング、場所、食事とあります。使い方の簡単な説明を先にしておきます。
翻訳
■翻訳したい文章の書いてある部分にカメラを向けると瞬時に翻訳され画面に表示されます。
決定ボタン押すと画面に表示された翻訳済みテキストを「すべてコピー」か「Google翻訳」で開くことが出来ます。
文字
■画像から文字を読み取ります。
「すべて選択をする」と「聴く」の選択が出来ます。
- すべて選択をする ・・・ 以下のメニューが出てきます
- コピー … 端末のクリップボードにコピー
- パソコンにコピー … PC版Googleクロームに同じアカウントでログインしている必要があります。クリップボードにPCのクリップボードにコピーされていますのでメモ帳など開いてペーストしましょう。
- 聴く … 文字を読み上げる機能です。
検索
■画像から類似のものを探し出し検索結果を表示してくれます。
画像の載っているウェブサイトにジャンプ出来るので情報も手に入れやすいですね。
宿題
■問題を解く為の手助けをしてくれるメニューです。
答えが表示されるわけでは無く問題を解く為のヒントになる検索結果が表示されます。
ショッピング
■画像から同じカテゴリーの検索結果が表示されネット通販サイトにジャンプするようになっています。
場所
■ランドマークなどの写真からその場所の情報を得る機能です。
人気スポットでデータベースが無いと見た目が似ているだけの検索結果になります。普通の街並みならヒットしません。出てくる画像は似た様な不動産関係の検索結果が多いです。
料理
■お店の人気商品を調べたり口コミを表示できます。
使用方法は位置情報から店の指定し、そのお店のメニューを読み込ませると検索結果が出てきます。
★保存している画像からの検索にも対応しているので何処で撮ったか分からない写真の情報なども出てきます。
そして動植物の識別が出来るのでアウトドアで見かけた草花の名前も分かるようになりますね。写真を撮っておけば後で調べられるのですから便利な時代になったものです。
似た様な形で毒性のある生き物(菌類など)がいますので使い方には注意が必要かもしれませんね。
検索結果を見てみる
ミニカーの場合
①最初に出た結果は惜しい感じです。確かに似ていますからね。
②テールは特徴的なので正しい検索結果に!ミニカーだから不正解とも言えるけど。満足な結果です!
③悪あがきでもう一度試すとエブリイと表示されました!優秀ですね。
小物の場合
PCデスクに置いてある豚の箸置きですがもはや正解で良いのではないかと思います!ミニ豚だもの。ですが流石に箸置きとは認識できないようですw
これはフリーウェイのキャリパーサポートですが構造的に似ているものがヒットしました。解体パーツなのでヤフオク!などのヒットが多めです。
バイクの場合
面白い結果が出ました。エンジンの形で認識しているようです。最初にスポーツスターが出てきているので間違いないでしょう。
これに至っては何処の部分で判別したのかわかりませんがエンジンに書いてあるYPVSを読んだのでしょうか?ちょっと怖いレベルです!
ウェブサイトの場合
■この画像は僕が運営している【MOTORCYCLE LIFE】JAPSTYLEの記事【BUELL X1】 スターターリレー交換【セルが不調の話】のアイキャッチ(見出し画像)になります。
記事を投稿してから一年ほど経っていますのでGoogleサーチで画像がヒットするようになったみたいですね。
他のサイトの画像も同じ様に投稿先のブログがヒットしました。
Google レンズを使ってみた感想
使ってみた感想は?
翻訳 … この機能を使って将来はスマート眼鏡が普及すると思いました。英語のサービスマニュアルも、海外の通販も、もう怖くなくなりますね。
文字 … コピペの位置指定など分かりにくい感じがします。読み上げも最初の一行で止まってしまったり。使い方が理解できていないのかもしれませんが直感的ではない感じ。
翻訳機能も同じくカメラの写せる範囲と読み込む文字の大きさに位置に限界があるのでスキャナーした画像ファイルを読み込ませる方が使いやすいかも。。。
検索 … この機能が一番使う事が多い気がします。似たものを探したいときや関連の記事を探すのにはうってつけです。
宿題 … 計算式を読み込ませると他の問題が出てきました。問題の領域を選択すると計算機が立ち上がりました。選択中に×(かける)に触れるとX JAPANが出てきます。
ショッピング … この機能は色々な企業の通販サイトがヒットします。もしかしてAmazonが出てこないのでは?と気になりましたが大丈夫でした。この機能が普及するとアフィリエイトブロガーの収益は下がるかもしれませんね。
場所 … ランドマーク以外の場所がヒットする訳では無いので家のストリートビューを検索しても『よし兄さんの家』とヒットすることもありません。
GoogleのAIは誰の家か分っているかもしれませんけどね。(小声の憶測)
近所のスーパーをストリートビューの画像で検索したところ店の情報がヒットしました。
食事 … 近くのカレー屋さんに行きましたがお店の情報が出できませんでしたので仕方なくメニューだけを読み込ませると、一瞬だけ近所の他のカレー屋さんの名前が反映されました。メニューの構成と位置情報からインド料理店とは認識している様ですね。
最後に
■今後情報量が増えていくともっと正確な検索が出来るようになっていくと思います。それが良いのか悪いのかはさておき便利な世の中になったのは確かです。
海外ドラマで(24など)街頭カメラで逃げている犯人を見つけたりしていますがこの先全ての情報はAIが熟知していくのだなと感じました。
星新一先生の書いた本『ちぐはぐな部品』というショートショートの中に『神』というお話があるのですがこの話は現在の世の中が向かう方向に感じてしまいます。
未来ではGoogleが全知全能の神になってしまうのでしょうか?